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ひきこもりは高齢者の問題ではない [社会]


高齢者のひきこもりが問題になっているが、高齢者の問題ではなく
「いい人」「真面目な人」が陥りやすいという新たな視点が
紹介されている。

ひきこもりが孤独死へと繋がっていく面に鋭くメスが入る。
「いい人」「真面目な人」の落とし穴である日本社会のいびつさ。

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年間3万人、実数は5万人とも6万人に及ぶとも推測されている孤独死。

昨年度は人口減少が最多、という報告もある世の中にあって、ひきこもりから
孤独死に至る数も無視できない社会問題である。

「日本社会が抱えるこの途方もない闇の正体はまだつかみきれずにいる」と
最後を結んでいるが、一筋縄ではいかない日本社会のいびつさにも
言及されている。

過去最大の人口減を一人当たりの豊かさに繋げていきたいが
金銭的な豊かさ物質的な豊かさ以前に、立ちはだかる目に見えぬ壁がありそうだ。

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2019年05月26日
「幸せな孤独死」がウソである理由 宮台真司さんの「委ねる人生」
withnews

・「孤独死の正当化は自己欺瞞」
・「お金があっても引きこもる状態はあり得る」
・「抱え込まず、預ける、委ねる」

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2019/07/11
孤独死は「大人のひきこもり」の最終地点か 
高齢者の問題ではない現実「いい人」「真面目な人」の落とし穴
headlines.yahoo

孤独死の取材を始めて、4年が経つ。私はその間、様々な孤独死現場を訪ね歩いて
きた。孤独死の現場で感じるのは、社会で崩れ落ち、立ち上がれなくなった人た
ちの姿だ。

年間3万人と言われる孤独死だが、ひときわ現場で目立つのは、高齢者ではなく、
現役世代だ。孤独死者の属性は、近年社会問題となっている大人のひきこもりと
リンクすることが多い。

背景を考えるほど見えてくるのは、孤独死者個人ではなく、日本社会のいびつさ
だった。(ノンフィクションライター


大人のひきこもりが迎える最終地点

孤独死した人は、何らかのきっかけで人生でつまずき、ひきこもるようになって
しまった人ばかりだ。

また、ひきこもりではなくとも、かろうじて仕事には行っているものの、一たび
部屋の中に入ると、ゴミ屋敷のようなセルフネグレクト(自己放任)に陥ってい
て、自らを死に追い込むような生活を送っている。

いや、そんな生活を送らざるを得ないほど、社会や親によって傷つけられ、立ち
上がることすら困難だったというのが真相である。

そんな大人のひきこもりが迎える最終地点は、孤独死だ。


「いい人」「うそを吐けない人」「心の優しい人」「真面目な人」

孤独死した人の人生をご遺族の話や遺品からたどっていくと、いびつな社会の実
態がまざまざと浮かび上がってくる。

男性は会社組織での権力闘争やパワハラ、ブラック企業での長時間労働、女性は
会社組織での理不尽なトラブル、離婚や死別、失恋などをきっかけに、心を病む
などして、セルフネグレクトに陥っていたことがわかった。

ある大手手業に勤めていた40代の男性は、職場のパワーゲームに巻き込まれ、
子会社に左遷、そこからアルコールに溺れ、家に引きこもるようになり、孤独死
した。

また、一部上場企業に勤めていた50代の男性は職場の上司からパワハラに遭い、
20年以上に渡って引きこもり、熱中症で孤独死した。

東日本大震災で物資がなくなったという恐怖心からタワーのように異様なお菓子
の防壁を築き、部屋のドアは一面カビまみれだった。

「孤独死する人は、真面目でうまくこの社会で生きられない人、生きるのに苦し
んでいた人たちばかりです」

原状回復を手掛ける特殊清掃業者から出てくるのは、そんな言葉ばかりだ。

「いい人」「うそを吐けない人」「心の優しい人」「真面目な人」が、社会から
ひっそりと脱落し、引きこもるようになり、その後遺体が何日、何カ月も発見され
ないという事実に、私は打ちのめされた。

それは、決して私の人生と生前の彼らの人生とが無関係であるとは思えなかった
からだ。


ごみを積み上げ、真ん中にくぼみを作って、体を横たえる

私自身、引きこもりの当事者でもある。小学校時代からいじめに遭い、それがき
っかけで中学1年から2年間は不登校となり、完全なひきこもりになった。

私が長年にわたって孤独死現場の取材を行っているのは、私と彼らを隔てるもの
が、ほとんど何もないと感じるからだ。

先日、九州地方に住むゴミ屋敷に住む40代の女性を訪ねた。

「私の体ってもしかしたら、におうかもしれない。それでも大丈夫ですか。会っ
てもらえますか」「気にしないから大丈夫」というと、彼女は少しほっとした
表情を見せた。

彼女は3日もご飯を食べていなかった。親とも不仲で友人もおらず、誰も頼れない。
会社でパワハラを受けて左遷され、それから会社を休職中で、精神疾患を患って
いた。

エアコンはとうの昔にホコリが詰まって使用できなくなり、40度は下らない蒸し
暑い室内にごみを積み上げ、その真ん中にくぼみを作って、体を横たえていた。

心の寂しさを埋め合わせるように、話を誰かに聞いて欲しくて占いにハマり、
借金は400万円にふくれあがって、その返済から食費が捻出できずにいた。

こうなったのは全て自分が悪い。生きるのが苦しく、死んでもいいと思っている
と、自分を責めていた。
職場の人と道ですれ違うのが怖く、真夜中にしか出歩けないと打ち明けてくれた。

その瞬間、かつての私も同じ気持ちを感じたことがあることを思い出した。


ネット=スマホだけが世界とつながる手段だった

私もひきこもりだったときは近所の人の目が気になって、外出することすらでき
なかった。

近所の人とすれ違うとジロジロ見られているような気がして、スーパーでさえ
行くのが怖くなった。

昼夜逆転の生活を送り、いつも死にたいと思っていたが、かろうじてパソコンで
ネットにかじりつく日々が続いた。

当時の私と同じく、彼女もネット=スマホだけが世界とつながる手段だった。
そして、Twitterを通じて、私に連絡してきたのだった。

このような窮地は、果たして彼女が言うように、自己責任なのだろうか。
私はとてもそうは思えない。現在彼女は、友人の民間のサポート生活団体をつな
ぐことで、手助けを経て、少しずつではあるが、前を向こうとしている


梅雨の時期から一気に増え始め、秋には収束する

私は、現役世代の孤独死にスポットを当てた記事を何度も何度も発信し続けてい
る。なぜ、孤独死が多い社会になっているのか。

なぜ私や彼女はこんなにも生きるのが苦しいと感じているのか。そして、どうす
ればこの社会はそんな状況から脱することができるのか。

前述したように年間3万人が孤独死しているが、実数は5万人とも6万人に及ぶとも
推測されている。

原状回復を手掛ける特殊清掃業者は年々増え、今この瞬間も、彼らはひっきりな
しに過酷な孤独死現場と向き合っている。現に私のもとには特殊清掃業者から、
今月も孤独死の依頼が殺到していると情報が寄せられている。

孤独死は梅雨の時期から一気に増え始め、秋には収束する。

孤独死といっても、布団でポックリ突然死するというケースは実は少数派だ。

数時間あるいは数日生存していたというケースも多く、か細い声で外に助けを求
めていたという例もあるし、苦しみにあまり玄関にたどり着こうとしてその導線
で亡くなっていることも少なくない。

私はその故人の物語というミクロの視点で孤独死現場を取材し発信し続けている
が、日本社会が抱えるこの途方もない闇の正体はまだつかみきれずにいる。


7月25日「おとなのひきこもり」テーマにイベント

7月25日午後7時30分、

東京・渋谷で、菅野さん、赤木智弘さん、常見陽平さんによるトークイベント
「おとなのひきこもりになった時、考えてほしいこと――
孤独死3万人の道しるべ」が開かれます。

今、働いている現役世代が日々感じている不安と、「おとなのひきこもり」や孤
独死は、見えない糸でつながっています。

人間関係が希薄になる中で、個人だけでなく、家族も孤立化する現代。突然、
働けなくなるリスクは誰しもが抱えています。

「おとなひきこもり」がリアルに迫った時、私たち一人一人ができること、
について語りつくします。

申し込みはページはこちら

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法医学者が見抜く児童虐待 [社会]


適正に生体鑑定すれば、兆候を読み取り、虐待死をなくすことは可能という
その「生体鑑定」とは・・

大半の親は『なにもしていない』と否定するが、そこに「生体鑑定」の
メスが入り児童虐待を見抜くことで虐待死をなくす

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2019/07/12
児童虐待、法医学者が見抜く…
親が否認しても「生体鑑定」がある
headlines.yahoo

児童虐待が深刻化している。札幌市で先月、母親と交際相手の男が女児(2)を
衰弱死させたとして、傷害と保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された。

警察は生前、体のあざを確認したが「虐待なし」と判断した。虐待の兆候は見つ
けにくいのか。死傷の原因を究明する専門家である法医学者は「適正に生体鑑定
すれば、兆候を読み取り、虐待死をなくすことは可能だ」と話す。
「生体鑑定」とはなにか。


児相や警察などの依頼を受け、法医学者が鑑定

法医学者は法律に関する医学的問題を扱う。犯罪に巻き込まれた疑いのある遺体
を、警察などの嘱託により司法解剖し、原因を追究する仕事で知られる。

日本の法医学は元々、遺体から学ぶことを基本にしてきたが、生きている人間を
診断し、負傷原因を調べる生体鑑定も行っている。

虐待の可能性がある小児の診断も、打撲や骨折の起因を調べることに精通する法
医学者が適している。

生体鑑定は、児童相談所(児相)や検察、警察などの依頼を受け、児童虐待のほ
か、高齢者虐待や家庭内暴力(DV)、一般の傷害事件などによるけがの法医学的
調査も行い、事件捜査や被害の再発防止に役立てられている。

国内の法医学者の多くが所属する日本法医学会の認定医は全国に143人いる
(2019年4月1日現在)。

虐待を受けた可能性のある子どもや赤ちゃんの生体鑑定は児相から依頼されるの
が一般的だ。負傷した小児が病院に運ばれるケースでは、小児科などの臨床医は、
骨折や頭蓋内出血から虐待を疑うと、児相に通報。

児相では診断の正確を期すため、必要に応じて法医学者に鑑定を要請する。


直接診察だけでなく…写真でも

法医学者は小児の身体的虐待やネグレクト(育児放棄)を調べるため直接診察す
るほか、受傷部分の写真やレントゲン写真を見て所見を示す。

児相が親から子どもを保護するために裁判手続きを取る場合は、こうした所見が
活用される。

札幌市の虐待事件では、北海道警は女児が衰弱死する3週間前、母子と面会し、
顔や肩、腕にあるあざを確認した。だが「転んだ」と言い張る母親の説明に矛盾
はないと判断し、虐待を見逃した。

今回のように近隣住民から「泣き声がする」と虐待を疑う通報があっても、
警察だけで判断できないケースは少なくない。

認定NPO法人「児童虐待防止協会」の津崎哲郎理事長は「大阪の児相に35年間勤務
したが、子どもに虐待の痕跡が残っていても、大半の親は『なにもしていない』
と否定する。客観的な医学的証拠を示せる法医学者が頼りだ」と話す。


法医学者の増員が課題

保護者の否認に対しては、確かに、法医学者が生体鑑定した医学的証拠を示すこ
とが有効だろう。

欧州などでは、虐待や家庭内暴力を突き止め、再発防止を図るため高齢者や子ど
も、女性などを法医学的な立場から診察する「臨床法医学」の分野が確立されて
いる。




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教育熱心な親たちと「教育虐待」 [教育]


高度成長期の「教育ママ」は子どもを有名大学に入れることだけを考えて
いればよかった。が・・

しかし昨今、本当に子どもの為を思ってのことなのか、目を疑うような
事件が起きている。親の見栄もあって教育熱心な親たちが
陥りやすい闇が浮き彫りに・・

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「子どもの受忍限度を超えて勉強させるのは『教育虐待』になる」
として発表された。

--
多くの親は、子どもを叱るに十分な理由を見つけてから、
その正論を振りかざす。

ぞっとする「理性の皮を被った感情による攻撃」

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「子育てで迷わない親などいない。大いに迷えばいい。
迷うくらいでちょうどいい。それでも結局のところ、子どもはまっとうに育つ」

という結論で終えているが、他人との比較が親の見栄に火をつけ教育虐待に
走ることも見逃せないだろう。

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2019/07/12
「教育虐待」に気づかない教育熱心な親たちの闇
headlines.yahoo

中学受験生を父親が刺殺

「しつけ」「教育」と称して子どもを罵倒し、暴行し、死に至らしめる事件が後
を絶たない。

2018年3月に父親によって殺害された東京都目黒区の当時5歳の女児は、「朝4時か
ら勉強する」などしつけと称して5歳には到底無茶な約束をさせられ、それが守れ
ないと暴行されるという悲惨な生活を送っていた。

2016年8月には、名古屋で、当時12歳の男児を父親が包丁で刺し殺す事件が起きた。
父親は日ごろから息子の中学受験勉強を熱心に見ており、自分が命じた勉強をして
いなかったからという理由である。

この事件については現在、名古屋地方裁判所で公判が開かれており、事件の前日
には息子の太ももを包丁で刺していたことが車のドライブレコーダーの記録から
明らかになっている。公判で明らかにされたやりとりが生々しい。

息子の太ももを包丁で刺しながら、「刺すって言ったはず!」「俺が書けって言
えば、死ぬほど書け。覚えろって言ったことはぜんぶ覚えろ!」と怒鳴りつけて
いたのだ。ただし、被告人は殺意を否定している。7月19日に判決が言い渡され
る予定だ。

極めて異常に思えるだろう。しかし私がこれまで取材した、いわゆる「教育熱心
な家庭」のなかでも、殺意の象徴として包丁が登場するケースが複数あった。
紙一重のところで、かろうじて踏みとどまっているのだ。

「教育虐待」という言葉をご存じだろうか。

「教育虐待」とは、「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行う、
いきすぎた「しつけ」や「教育」のことである。

もともとは家庭から逃れてきた子どもを保護する「シェルター」の職員たちが、
「あの親は、教育という名のもとに虐待しているよね」というような文脈で使っ
ていた。

それが2011年12月「日本子ども虐待防止学会」で「子どもの受忍限度を超えて
勉強させるのは『教育虐待』になる」として発表された。


「教育虐待」という言葉は、ここ数年でメディアでもたびたび見られるようになった。では教育虐待自体がいま増えているのか。

はっきりしたことはわからない。教育虐待のような事象は昔からあった。しかし昨今では、その構造が複雑化していることこそが問題だと思われる。

高度成長期の「教育ママ」は子どもを有名大学に入れることだけを考えていれば
よかった。「もやしっ子」と呼ばれようが、テストでいい点数をとれる子を育て、
「高学歴」というパッケージ商品を得られれば、それだけで満足できた。

しかしいま、「学歴はもう役に立たない」と言われる。とはいえ、学歴が要らな
くなったわけではない。

高学歴があることは大前提で、オプションとして、英語もできなければいけない
し、プログラミングもできなければいけない、プレゼンテーションにも長けてい
なければいけない……と考える親は多い。

「勉強ができるのは当たり前。でも勉強ができるだけじゃダメ」というわけだ。
単純に、昔よりも子どもの負荷は増えているのである。


理性の皮を被った感情による攻撃

子どもの成績のことでつい叱りすぎてしまったり、勉強を教えてもなかなか理解
できない子どもをついたたいてしまったりという経験なら、実は多くの親にある
はずだ。もしくは自分がそうされて育ったという大人も多いだろう。

それも教育虐待なのか、違うのか。どこまでの厳しさは許されてどこからが教育
虐待なのか。教育虐待を受けると子どもにどんな影響が出るのか。教育虐待を受
けて育った大人はどんな人生を歩むことになるのか……。

教育虐待の闇を照らす。そのために私は最近、拙著『ルポ教育虐待』を著し、壮
絶な教育虐待の事例を描写した。

過酷な受験勉強を乗り越えても、教育虐待によって受けた心の傷が癒えることが
なく、成人してもずっと生きづらさを抱えていたり、最終的には自殺してしまっ
たりというケースもある。過干渉を続ける母親の首を絞めた高校生の話もある。

ただし、「勉強しなさい!」「あなたはダメ人間」などとむやみに怒鳴ったりた
たいたりする親は、実は少数派であると私は感じた。多くの親は、子どもを叱る
に十分な理由を見つけてから、その正論を振りかざしているようなのだ。



子育てで迷わない親などいない。大いに迷えばいい。迷うくらいでちょうどいい。
それでも結局のところ、子どもはまっとうに育つ。

親がよほど余計なことをしなければ。それが、死の淵から生還した数々の親子の
話を聞いたあとの私の率直な結論である。

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高濃度の放射線 ノルウェー沖 [環境]


30年前に沈没したロシアの原子力潜水艦。
1680メートルの海底に沈んでいる残骸付近で80万倍も高いレベルの放射線。

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北極海のバレンツ海で今月初め、ロシアの原子力潜水艇で火災が発生。

他にも冷戦時代の遺物など、北極海を汚染して眠っている可能性。

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2019/07/12
沈没したロシア原潜から80万倍の放射線 ノルウェー沖
headlines.yahoo

ノルウェー当局は、ノルウェー海で30年前に沈没したロシアの原子力潜水艦の
残骸付近で採取した海水から、通常より80万倍も高いレベルの放射線が検出され
たと明らかにした。

当局は、付近に魚などはほとんど生息しておらず、放射線は北極海の海水によっ
て素早く薄まることから、「警戒が必要なレベルではない」としている。


原子力魚雷を積載

ノルウェー海では1989年、旧ソビエト連邦海軍の原子力潜水艦「コムソモレツ」
で火災が発生し、乗組員42人が死亡する事故が起きた。艦体はノルウェー海の深
さ1680メートルの海底に沈んでいる。

ロシアで「K-278」としても知られているこの潜水艦は、プルトニウムの核弾頭を
搭載した2基の原子力魚雷を積んでいたことがわかっている。

ノルウェーの原子力規制当局は、コムソモレツの加圧水型原子炉は事故直後から、
艦体に閉じ込めらた状態になっているとしている。

事故以来、ノルウェーとロシアの当局は定期的に、放射線レベルを測定している。
共同で測定に当たることもある。


80万倍の放射線

ノルウェー当局は7日、初めて無人潜水機(ROV)を使った調査を実施。コムソモ
レツ(全長117メートル)の現状を撮影するとともに、付近の海水を採取した。

その海水の放射線レベルを分析したところ、1リットル当たり800ベクレルが検出
された。これは、ノルウェー海の海水の通常(1リットル当たり約0.001ベクレル)
の約80万倍になる。

原因となっている放射線は、原子炉付近のパイプから主に出ているとみられている
。艦体のその他の部分で採取された海水からは、高濃度の放射線は検出されなかっ
たという。

今回の調査を率いたヒルデ・エリス・ヘルダル氏は、「ロシアが1990年代と、も
っと最近では2007年に確認した漏出の記録をもとに、私たちは特定のダクトパイ
プの中から海水を採取した。だから、高いレベルが検出されても驚きはなかった」
と説明。

「検出したレベルは通常の海水より明らかに高かったが、警戒が必要なほど高く
はなかった」と述べた。


今月も原子力潜水艇で火災

コムソモレツについては、ロシアも以前、有人潜水機を使って調査を実施。今回
と同じパイプ部分から放射線が漏れ出ているのを確認していた。

今回のノルウェーの調査には、ロシアの当局者も加わった。

今月初めには北極海のバレンツ海で、ロシアの原子力潜水艇で火災が発生し、
乗組員14人が死亡する事故が起きている。

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