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ミツバチの大量死と昆虫の黙示録 [環境]


全世界的なミツバチ大量死

大量死の原因をつきとめる研究結果が明らかになるには数か月以上かかる。
しかし、理由がわからない今現在でも、地域当局や獣医師たちは一様に、植物の
中に存在する、農薬・殺虫剤の類か、除草剤の類の、化学物質による中毒である
と確信している。

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ヨーロッパでは毎年2割のハチの家族が消えており、米国やアジア
でも同様の現象が起きる傾向にあり
ロシアではミツバチの大量死を受けて最高検察庁が偽造化学品使用を捜査。

全世界的なミツバチ大量死を背景に最大の環境カタストロフィー 
「昆虫の黙示録」はもう始まっているとして
全体として危機的な速度で減少し始めていることが明らかになった。

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2019年07月17日
ロシアのミツバチ大量死最高検察庁が捜査へ
jp.sputniknews

ロシア下院天然資源委員会は同国のミツバチ大量死と偽造化学品使用を捜査する
よう最高検察庁に求める方針だ。ニコラエフ委員長が発表した。

16日、ミツバチの大量死問題を話し合う専門家会議が開かれた。ミツバチの大量
死について、スプートニク日本は詳細な記事をまとめている。


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2019年07月10日
ロシアでミツバチの大量死が観察され学者らが警鐘を鳴らす
jp.sputniknews

ロシア農業省は、非常にたくさんのミツバチが、ロシアのいくつかの地域で
死滅していると伝えた。そういった地域の養蜂場では、敷地一面が、ミツバチの
死骸で覆われている。

この災難の規模を測ることは現段階では難しく、ミツバチの死の理由については、
各地で、状況分析が始まったところで、研究は始められたばかりである。
しかし専門家たちはすでに、この事態に警鐘を鳴らしている。

ここ10年間で、ロシアにおけるミツバチの家族集団の数は、2割も減っている。
学者らが危惧しているのは、養蜂業の零落ではなく、食糧危機である。


ミツバチが死んでしまう理由は?

大量死の原因をつきとめる研究結果が明らかになるには数か月以上かかる。
しかし、理由がわからない今現在でも、地域当局や獣医師たちは一様に、植物の
中に存在する、農薬・殺虫剤の類か、除草剤の類の、化学物質による中毒である
と確信している。


全世界的なミツバチ大量死

ミツバチの大量死が全世界で観察され始めたのは2006年のことだった。
米国ではそれまで毎冬、全体の1割のハチのコロニーが死んでしまっていたが、
その割合が3割以下にまで拡大した。

この50年間で、ハチに関係する農業製品は4倍も多く作られるようになったが、
ハチのコロニー自体の数は半分に減り、1ヘクタールあたりのハチの数はなんと
9割も減少しているのである。

このような不幸は、公式的にはコロニー・カラプス・ディスオーダー
(蜂群崩壊症候群)と呼ばれており、非公式的には「ミツバチのインフルエンザ」
と言われている。

これのせいで、ヨーロッパでは毎年2割のハチの家族が消えており、米国やアジア
でも同様の現象が起きる傾向にある。

ハチが死んでいく―、人も死んでしまうのか?

アルベルト・アインシュタインは、もしミツバチが絶滅すれば、その4年後に人間
も絶滅すると説いた。もしかするとアインシュタインは誇張していたかもしれな
い。

ライ麦、小麦、米は風により受粉する。しかしそれでも、人間が食べる世界の
食糧リソースのボリュームの3分の1は、昆虫が受粉してくれるおかげで栽培でき
るものだ。

そしてそれらの昆虫による受粉のうち、8~9割は、ハチのおかげなのである。

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2019年07月04日
恐竜絶滅以来、最大の環境カタストロフィー 
「昆虫の黙示録」はもう始まっている
jp.sputniknews

独クレーフェルト昆虫学協会の調査で昆虫の大量死滅がすでに始まっていること
を示す証拠が明らかにされた。昆虫の死滅は恐竜が絶滅して以来、最大の環境カ
タストロフィーとなる恐れがある。ポータル「Phys.org」が伝えている。

同協会は昆虫の死滅の速度は危機的レベルに達しており、これが食物連鎖や生息
環境にカタストロフィー的な影響を及ぼしている。

同協会では過去30年にわたり、ライン川沿いの63か所で昆虫採集による観測
を続けてきた。

捕獲された8千万匹を超える節足動物を研究した結果、節足動物のバイオマスは
全体として危機的な速度で減少し始めていることが明らかになった。

一例をあげると、昆虫がつまった採集瓶は1994年の時点では1400グラムの重量が
あったが、2019年の最近の採集ではわずか300グラムたらずに落ちている。

飛行する昆虫の総バイオマスが76%減少するという、こうした減少過程は
「昆虫界の黙示録」と名付けられた。

研究者らの発表では、「昆虫界の黙示録」のためにオランダに生息し、ライン川
の谷合でハエや甲虫を捕獲していた鳥の数は減少している。

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