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ダイヤよりも高価になる可能性の新鉱石 [ビジネス]


カーメルタザイトと呼ばれる鉱石

結晶構造の中に微量のスカンジウムやカルシウム、マグネシウムを含むこの石は、
ジルコニウムとアルミニウム、チタニウムが複雑に絡まって生まれた鉱石だ

1969年2月8日にメキシコに落下したアエンデ隕石によく似ている
この鉱石が生まれたのは今から6500万年前のことと推定

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2019/01/18
ダイヤモンドよりも高価になる可能性の新鉱石イスラエルで発見
forbesjapan

地球上には現在、5500種類以上の鉱石が存在し、毎年約100種類の新たな鉱石が
発見されている。しかし、新たな種類の大半は見た目が冴えないため宝石には向
かない。また、稀少すぎて経済的価値につながらない鉱石も多い

そんな中、国際鉱物学連合が新たに認定したカーメルタザイト(carmeltazite)
と呼ばれる鉱石が注目を集めている。カーメルタザイトという名前は、この石が
イスラエルのカルメル山(Mount Carmel)で発見されたことに由来している。

また、この石はチタニウムやアルミニウム、ジルコニウムなどを含んでいる。

カーメルタザイトはイスラエル北部のハイファの火山岩の、コランダム(非常に
固いアルミニウムの結晶)の中から見つかった。

結晶構造の中に微量のスカンジウムやカルシウム、マグネシウムを含むこの石は、
ジルコニウムとアルミニウム、チタニウムが複雑に絡まって生まれた鉱石だ。


興味深いことに、カーメルタザイトの化学組成は1969年2月8日にメキシコに落下
したアエンデ隕石によく似ている。この鉱石が生まれたのは今から6500万年前の
ことと推定されている。

カーメルタザイトやその母体であるコランダムは、地表から約30キロメートルの
深部にあるマントル層で形成されたものだ。地下の高熱と非常に高い圧力を受け
て、岩が液状化し、新たな種類の鉱石が生まれた。

その後、カーメルタザイトを含むコランダムは、火山活動の影響を受けて地表近
くまで押し上げられてきた。

カーメルタザイトは、火山岩のなかに埋まった状態で発見された。大きなブルー
サファイアに似たメタリックな輝きを放つ、ほとんど黒に近いグリーンの石とし
て見つかったという。

これまで見つかったなかで最大のカーメルタザイトは、33.3カラットのものだ。

採掘企業のShefa Yamimは、この石を「カーメル・サファイア」という名で市場に
送り出そうとしている。現状では今後どの程度のボリュームのカーメルタザイト
が採掘可能であるかは定かではないが、Shefa Yamimはカルメル山の火山岩の中か
ら、さらにこの鉱石を採掘可能だと考えている。

宝石の価値は一般的に、その鉱石の稀少性を反映するものだ。カーメルタザイト
が将来的に、ダイヤモンドよりも高値で取引される可能性もある。

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