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自動運転でスヤスヤ熟睡 [技術]


「眠り運転の車はアメリカの電気自動車メーカー「テスラ」製で、
自動運転モードで走行」といかにも宣伝っぽい記事。

100キロ以上で「運転席でスヤスヤ居眠りもできる」位まで信頼度が向上して
していることを宣伝するのにはいいかも知れない。

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ANNnewsCH
2019/08/24


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2019/08/24
運転席でスヤスヤ熟睡 100キロ以上で自動運転
headlines.yahoo

時速100キロ以上のスピードで走る車の中ですやすやと寝ている男性。座ってい
るのは助手席ではなく運転席です。

アメリカ・カリフォルニア州の高速道路で17日、ハンドルから手を離して居眠り
しているドライバーの姿をたまたま隣を走行していた車がカメラで捉えました。

居眠り運転の車はアメリカの電気自動車メーカー「テスラ」製で、自動運転モード
で走行していたとみられます。
車は車線からはみ出していなかったということです。

テスラは、「自動運転機能はあくまでハンドルを握るドライバーをサポートする
システムだ」としていて自動運転中の居眠りを推奨していません。

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猛暑黙示録 人体の限界を超える [環境]


フランスでは、最近46度という猛暑、インドでは今年の夏に
50度に達している。

2017年のパキスタン、2016年のクウェートでは54度という灼熱の暑さ。

--
世界では人口の8割が最高気温が35度を超えるレベルの暑さを
普通に体験していることになるり

今世紀において多くの人が、人体の限界を超えた暑さに見舞われることに
なると警鐘を鳴らす。

--
人体の冷却システムは湿球温度が35度という境界を超えてしまうと、
空気に湿気が満ちてしまい、汗が蒸発しても体温を下げられなくなっ
てしまう。

今のうちに猛暑対策をしておいた方がいい。
それが言うなら生命維持装置として役に立つことになるかも知れない。

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2019年08月01日
猛暑黙示録今世紀中に暑さが人体の限界を超える地域が
急増すると専門家が警鐘を鳴らす(英研究)
karapaia

我々が経験したことのない猛暑が地球を襲っており、ヨーロッパでは軒並み観測
史上最高気温を更新している。北極に近いアメリカ・アラスカ州アンカレッジで
も、7月初め、史上初めて摂氏32.2度まで上昇した。

これは今年に限ったことではない。数年前、今後我々は未だかつて経験したこと
のない猛暑を次々と体験することになるだろうとアメリカの研究者が予測したが、
まさにその通りの事態になっているようだ。

イギリス・ラフバラー大学の気候学者トム・マシューズ氏は、今世紀の終わりま
でに数十億人もの人々が、人体の限界を超えた暑さに見舞われることになると警鐘
を鳴らしている。


暑さが人体の限界を超えてきている

日本でもこのところ最高気温が35度を超える地域があるが、世界では人口の8割が
このレベルの暑さを普通に体験している。

熱波に照りつけられているフランスでは、最近46度という猛暑が観測され、さす
がに滅多にない暑さだったのだが、それでも上には上がおり、インドでは今年の
夏に50度に達している。

だが、それすらもまだマシで、2017年のパキスタン、2016年のクウェートでは54
度という灼熱の暑さが観測された。

こうした極端な暑さの中で暮らす人々は、それをしのぐ知恵を持っているのだが、
それでも死者が出るほどだ。

また、それは暑さがとりわけ厳しい地域だけではない。2003年に熱波に襲われた
ヨーロッパでは7万人が死亡したとされ、さらに2010年にはロシア西部で5万人が
亡くなった。


湿球温度が35度を超えると体温を調節できない

当然ながら人体には耐えられる限界というものがある。

人間の体温より外気温が下回っていれば、人体は水分を蒸発(主に汗)させて中核
体温を安全なレベルに抑えようとする。おかげで私たちはある程度までは暑さに耐
えることができる。

だが、この冷却システムは、湿球温度(気体と蒸気の物理的な特徴を示す温度の一
種)が35度に達するまでしか機能しない。

湿球温度は水分の蒸発による冷却効果がある分、通常は天気予報で伝えられている
乾球温度(いわゆる空気の温度:気温)よりも低い。

湿球温度が35度という境界を超えてしまうと、空気に湿気が満ちてしまい、汗が蒸
発しても体温を下げられなくなってしまう。

汗による冷却効果を得られなければ、人体の中核体温が上昇する。もはや、どれだ
け水を飲もうとも、どれだけ休もうとも無駄だ。

そして、そのままの状態が続けば、やがて死にいたる。特に幼い子供や高齢者、
病人といった人ほど早く参ってしまう。


西アジアなど一部地域では湿球温度が35度を超え始めた

湿球温度での35度はそう滅多に観測されることがないが、南西アジアではこのレベ
ルの温度が観測されつつあるという証拠がある。

さらに温暖化によって、ペルシャ湾、南アジア、華北平原といった地域で、今世紀
の終わりまでにはこの境界を超えるだろうという予測もある。

これらの地域は地球上でも特に人口密度の高いところで、そこでは数十億人もの人
々が暮らしている。


エアコンによる電力需要の増加

こまめに水分を補給し、涼しいところで休憩するのはもちろん大切なことだが、
最後の砦として頼らねばならないのがエアコンだ。

しかしエアコンは電力の消費が非常に激しい。2050年までに、こうしたエアコンの
電力需要は、アメリカ、ヨーロッパ、日本を合わせたものに匹敵するようになると
予測されている。

電力の供給が維持されうるのだとしたら、猛暑が常態化した地域で暮らすのも可能
だろう。しかし、そうしたいわば生命維持装置に依存することは、大規模な停電が
起きてしまえば致命的な事態につながるということでもある。


大型台風と停電の極悪コンボ

万が一、猛暑の最中にそうした大規模な停電が起きてしまったらどうなるだろうか
? その状況は『Nature Climate Change』(7月22日付)に掲載されたマシューズ
氏の論文の中で考察されている。

論文では、プエルトリコで数ヶ月に及ぶ停電の原因となったハリケーン・マリアな
ど、実際に大停電を引き起こしたことがある熱帯の台風について検証されている。

それによれば、温暖化が進めば、強力な台風に続いて危険な猛暑が襲う可能性が増
すという。仮に世界の平均気温が4度高まった場合なら、そうした複合災害は毎年
のように発生すると予測されている。

こうした被災地への支援をおこうなう際には、被災者に飲料水を供給することと
並び、涼しい場所を提供することが最優先課題となる。


今そこにある危機。私たちはどうするべきか?

ますます暑さの厳しさが増している日本。日本は湿度も高いので湿球温度も高いの
が問題だ。もともと暑い地域なら、ある程度の耐性があるだろうが、北海道や東北
北部など、これまでさほど暑くなかった地域も暑くなっている。

そうした地域ほど熱波災害に対応する体制が整っていないことが多いのが現状だ。

この傾向は今世紀中は続くと予測されている。今年をしのげば来年は大丈夫という
保証はない。人体が慣れることができる暑さには限界があるわけだから、今のうち
に猛暑対策をしておいたほうがよさそうだ。

更には全世界が一致団結して、地球温暖化の防止や対策に取り組まなければならな
くなるだろう。人が耐えられないような暑さには、国も国境もないのだ。

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アラスカの海氷が消失 [環境]


アラスカの海岸から240キロの範囲の海から、氷が完全に消えてしまっている

--
北極では例年を上回る暑い夏となっており、海水の温度が上昇し、さらに
7月の記録的な熱波まで訪れた。

3月初旬のベーリング海は普通ならほとんどが氷に閉ざされてしまうはず
のところ、完全に開けた海で異常事態だ。
冬の間でさえ、ほとんど氷がないような状態。

--
北極では海のせいで温暖化が増幅される。白い海氷は日光を反射するが、これが
消えてしまうと、そこには反対にエネルギーを吸収する暗い海が顔を覗かせる。
これが海水の温度をいっそう高め、北極自体も急激に温まる。

「一度境界を超えてしまえば、一気に変化が進むことでしょう。」
北極温暖化増幅とはそのことを言っている。

--
環境の激変で生存そのものが危ぶまれている今日、
経済活動のエゴのぶつけ合いをやってる場合じゃない。

---
2019年08月09日
氷はどこへ消えた? アラスカの海氷が解けて完全に消失
karapaia

アラスカはアメリカでも急激に変化しつつある州だ。アメリカ国立気象局の分析
によって、海岸から240キロの範囲の海から、氷が完全に消えてしまっていること
が判明した。

原因は明らかだ。北極では例年を上回る暑い夏となっており、海水の温度が上昇
し、さらに7月の記録的な熱波まで訪れたことで、すべて解けてしまったのだ


氷が少なすぎて観測が不可能になる

「アラスカの海には今氷がありません」とアラスカ気候評価政策センターのリック
・トマーン氏は話す。

気温の上昇が続く北極圏では、2017年にも同じようなことが起きた。しかし、こ
れほどまで早い時期に氷が消えてしまったのは今回が初めてだ。北極海の氷の量
は記録的な少なさで、夏の大部分がそんな状況だという。

「もはや変化の大きさを伝えることすらできなくなりつつあります」と米国科学
アカデミーの現役員で、長年北極を研究してきたジェレミー・マティス氏はいう。

万が一、この期間における海氷の衛星記録にまで達してしまうと、変化量を記述す
る手段がなくなってしまうのだそうだ。


丈夫な古い氷が消え、残るは若く弱い氷のみ

冬の間でさえ、ほとんど氷がないような状態だ。3月初旬のベーリング海は完全に
開けた海で、この季節としては異常事態だ。その時期、普通ならほとんどが氷に
閉ざされてしまうはずなのだ。

根本的な問題は、アラスカ周辺や北極における氷のほとんどが若いことだ。ここ数
十年で、数年にわたり存在する古く分厚い海氷が、暖かい海水や気温のせいで解け
てしまった。

今年の7月などは、アラスカ沖、ボーフォート海、チュクチ海の気温は平均を5度以
上も上回ったくらいだ。その結果、薄く、もろい氷しか残っていない。

「長年残った氷が消えてしまったことは、本当に大きな要因です。一年にも満たな
い氷では、気まぐれな天候に太刀打ちできません」とトマーン氏は強調す


北極の温暖化は増幅される

気候によって揺れる天気は前世紀よりも暖かいことが多い。そして、どんどんと
消えゆく氷は、急激に上昇する気候の帰結として生じる変化の中でも特にはっきり
と目立つものだ。

「原因は北極が長期的なスパンで暖かくなっていることです」とカリフォルニア大
学の気候学者ザック・ラベ氏は話す。

「ここの気温は、世界の平均気温の上昇速度の2倍という速さで暖かくなって
います。この現象を『北極温暖化増幅』といいます。」


先月、7月の北極の海氷体積がデータセット(PIOMAS)の最低記録をマーク。
体積は1979~2018年の平均よりおよそ47パーセント小さい。


北極では海のせいで温暖化が増幅される。白い海氷は日光を反射するが、これが
消えてしまうと、そこには反対にエネルギーを吸収する暗い海が顔を覗かせる。
これが海水の温度をいっそう高め、北極自体も急激に温まるのだ。

「現象は少しずつ起きるばかりではありません」とトマーン氏。
「一度境界を超えてしまえば、一気に変化が進むことでしょう。」

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サンマ異例の不漁 [経済]


サンマ漁の序盤、8月の水揚げがほぼ期待できない状況。
「例年、序盤はロシア水域に漁場が形成されるが、今年はまだその気配がない」

漁期前半の漁獲は期待できない情勢

--
細るサンマは十分餌を食べていない。サンマの主な餌は4種類あると言うが、
その餌も何らかを食べているわけで、同じ海域に餌が居なくなったと
考えれば、サンマは餌を追って回遊せざるを得ない。

同じ海域に餌が居なくなったのは、海水温の変化が影響していると
考えられる。サンマの餌環境の変化がサンマの水揚げに大きく影響していると
考えられる。

--
細るサンマ 餌不足関与も
minato-yamaguchi

サンマの体重減は餌環境が関わっているのではないか

4~7月の北上期、8月以降の南下期に漁獲されたサンマの消化器官内容物の重量
計測結果から、「北上期に餌をたくさん食べている。この時期の餌の量が肥満度に
関わる」と説明した。

サンマの主な餌は①ネオカラヌス プルンクルス②ネオカラヌス クリスタータス
③オキアミ④カラヌス-の4種類がある。


---
2019/08/21
サンマ異例の不漁 20日まで水揚げ皆無 よぎる記録的不漁
headlines.yahoo

サンマ漁の序盤がかつてない不振だ。
20日に主力の棒受網の大型船(100トン以上)が解禁。

ただ全国さんま棒受網漁協(東京)によると、

10日解禁の小型船(10トン以上20トン未満)、
15日解禁の中型船(20トン以上100トン未満)の漁は不振を極め、これまでの
水揚げは皆無に近い。

1969年に次ぐ半世紀ぶりの不漁だった2017年の記憶も残るが、8月の水揚げがほぼ
期待できない状況に産地関係者も困惑する。


サンマ水揚高の推移

北海道の産地関係者によると、
解禁後に出漁した小型船は「ほとんどが空振りで帰ってきた」(厚岸)。
日本の排他的経済水域でわずかに漁獲できた船が「わずかに水揚げしたのみ」
(根室)。

小型船は岸から遠い公海まで魚群を追うことはできないため、「ロシア水域に漁
場が形成されれば出漁する構え」(関係者)で様子見が続く。

その後に続いた中型船は、根室花咲港から片道2日半から3日かかる公海で操業。
19~20日にかけて漁獲し、20日現在、9隻が水揚げのため道東各港に向かっている
という。

関係者の話を総合すると、水揚げは30~35トン程度とされ、早ければ22日に花咲
や厚岸市場に水揚げされる予定だ。


近年、不漁傾向が続くサンマ漁だが、漁業情報サービスセンター(JAFIC)が提供
する「おさかなひろば」の産地市場年報によると、8月の生鮮サンマ水揚量は、道
東主体に18年は8900トン、不漁だった17年でも7230トンあった。

今年は公海サンマ操業が本格化し、6~7月に約600トンを生鮮で水揚げした実績は
あるが、8月からの“本丸”の漁で序盤の水揚げがこれほどないのは例がない。

「例年、序盤はロシア水域に漁場が形成されるが、今年はまだその気配がない」
(JAFIC漁海況部・渡邉一功副部長)

大型船は解禁したものの現時点では、漁場への往復に5~6日程度はかかる公海主
体の操業がしばらく続くと想定され、漁期前半の漁獲は期待できない情勢だ。

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道路でキレる「路怒症」 [社会]


一気に噴出した感じの「あおり運転」だが、
それだけ世の中に吐き出せないエネルギーが溜まっているということ。

何かの切っ掛けでそれが噴出する。
成長著しい中国だが、国が違っても同じこと。

中国では道路でキレることを「路怒症」と言っている。
韓国の事件では日本と比較して対応が甘すぎとの声。

--
日本、韓国、中国でもキレやすくなっている。
東アジアでこのような状況から、世界の状況も推して知るべし。

---
韓国でも似たような事件

韓国でも…あおり運転きっかけで暴行事件に


韓国でもあおり運転をきっかけにした暴行事件が発生し、大きな問題となってい
る。先月、韓国の済州島で撮影されたドライブレコーダーの映像――。
左車線を走るシルバーの乗用車を追いかけるように、白のワゴン車が加速しなが
ら追い越し、急な車線変更で乗用車の前に割り込んだ。

この運転に、割り込まれた乗用車の運転手は車を隣につけ、危険だと注意した
という。 この後事件にエスカレート・・


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動画アリ
2019/08/22
中国で相次ぐ交通トラブル 道路でキレる = 「路怒症」
headlines.yahoo

中国・北京の道路。

右の車線には、2台の車両がつながった路線バスが止まっている。

信号が青に変わると、バスはいきなり、左に車線変更。
衝突しそうになった乗用車は、あわてて急ブレーキを踏む。

すると、今度は乗用車が一気に加速し、左車線からバスの前へ。

これに対抗するように、バスは左車線に入ってスピードを上げ、
乗用車に幅寄せした。

そして、乗用車が一番左の車線に入ると、バスは車体を大きく左に振り、
進路を完全にふさいだ。

中国でも大きな社会問題となっている、あおり運転。
中国では、道路でキレる人のことを「路怒症(ろどしょう)」と呼んでいる。


重慶市で撮影された動画。

赤いポルシェが交差点でUターンしようとしたが、1台のSUV(スポーツタイプ
多目的車)が停車していて、Uターンができない。

すると、ポルシェを運転していた女が、SUVの運転手を指さしながら路上へ。

白い帽子にピンヒール。
まるで、モデルのような雰囲気。

そして、SUVの男性運転手を、「みすぼらしいやつだ」、「お前の車は物乞いの
車だ」などと、ののしったうえ、男性運転手の頰を平手打ち。

負けじと相手も反撃した。

実は、女は地元警察署長の妻。
これまでにも、赤いポルシェで、ほかの車に因縁をつけ、「わたしは電話1本で、
(すべての違反を)もみ消せる! お前はできるのか?」などと豪語していたという。

結局、妻には罰金が科せられ、夫は警察署長を解雇されたという。

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カスピ海を襲う開発汚染と気候変動 [環境]


東ヨーロッパと中央アジアの境に位置するカスピ海。
と言っても世界最大の湖。
そのカスピ海にも環境汚染と気候変動が押し寄せている。

--
石油と天然ガスの採掘から生じる汚染に気候変動による水面低下が加わり、
カスピ海の多くの生物種、そしてカスピ海自体の未来が脅かされている。

深刻な汚染は石油の採掘・精製、海底油田、原子力発電所からの放射性廃棄物、
そして主にボルガ川から流れ込む大量の未処理下水と産業廃棄物

--
カスピ海の沿岸や島々に100万頭以上のアザラシが生息していたが、現在は当時
の10%未満に減ってしまい、環境問題のすべてがアザラシに表れ、絶滅危惧種に
指定されている。

--
また、キャビアは「以前は1キロ当たり10マナト(約650円)程度だったのが、
今では1500マナト(約10万円)以上する。しかも、ほとんど手に入らない」

カスピ海のチョウザメの漁獲量は全世界の80%を占めていた。


カスピ海沿岸5か国、歴史的協定に署名されるも
水面が毎年6センチ以上低下しているというカスピ海だが、沿岸諸国は
中央アジアのアラル海と同じ運命をカスピ海がたどることを懸念している。


---
ここにも中国資本?・・
カスピ海周辺3か国つなぐ鉄道が開通 中国─西欧の所要時間短縮
AFP

産油国アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ(Ilham Aliyev)大統領はバクー
での式典で、BTK鉄道について「アジアと欧州を結ぶ最短で最も信頼できる経路だ」
と述べ、開通は中国─欧州間の所要時間の短縮に寄与すると強調した。

10億ドル(約1130億円)余りを投じて敷設されたBTK鉄道の年間輸送能力は当初は
500万トンだが、1年以内に1700万トンに引き上げる計画。旅客の年間輸送能力は
100万人としている。

---
動画アリ

2019年6月22日
アザラシもキャビアも消えるカスピ海を襲う開発汚染と気候変動
AFP

カスピ海(Caspian Sea)沿岸に位置するアゼルバイジャンのバクー湾(Baku Bay
)ではかつて、水辺にいるアザラシの姿はありふれた光景だった。

だが今はもう、その光景が見られることはない。1世紀前にはカスピ海の沿岸や島
々に100万頭以上のアザラシが生息していたが、現在は当時の10%未満に減ってし
まい、絶滅危惧種に指定されている。

アゼルバイジャン動物保護協会(Azerbaijan Society for the Protection of A
nimals)のアゼル・ガラエフ(Azer Garayev)会長(57)によれば、その原因は
数十年に及ぶ乱獲と産業汚染だという。

2003年、同協会はわずか1か月の間に750頭のアザラシの死骸を見つけた。
「異常事態だった」にもかかわらず、誰も調査しなかった。
「(カスピ海では)主な環境問題のすべてがアザラシに表れる」と同氏は話す。

世界自然保護基金(WWF)の2016年の発表によると、かつて世界屈指の生息数を誇ったチョウザメは、過去30年間で10%以下に減ってしまった。

チョウザメの卵であるキャビアについてガラエフ氏は、「以前は1キロ当たり10マ
ナト(約650円)程度だったのが、今では1500マナト(約10万円)以上する。
しかも、ほとんど手に入らない」と語った。

アゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、ロシア、トルクメニスタンの5か国が
面するカスピ海は世界最大の陸水域で、日本の国土面積とほぼ同じ広さだ。

アザラシやオオチョウザメの他、カメなどの固有種が生息するカスピ海だが、エ
ネルギー資源も豊富だ。推定埋蔵量は原油が約500億バレル、天然ガスが約8兆500
0億立方メートルとされている。

これら石油と天然ガスの採掘から生じる汚染に気候変動による水面低下が加わり、
カスピ海の多くの生物種、そしてカスピ海自体の未来が脅かされている。

深刻な汚染は石油の採掘・精製、海底油田、原子力発電所からの放射性廃棄物、
そして主にボルガ川(Volga River)から流れ込む大量の未処理下水と産業廃棄物
が源になっていると、国連環境計画(UNEP)は警告している。

漁師から水理地質学者に、そして環境活動家となったアリガイダル・マメドフ
(Aligaidar Mammedov)氏は、石油の採掘方法がチョウザメを殺したり、追い立
てたりしていると訴える。「水中で人工的に地震を起こすため、チョウザメが生
息する水底が破壊される」

マメドフ氏はまた原油流出による汚染の可能性についても警告している。原油流出
による汚染は、海洋よりも陸水域で起きた方がより深刻だ。

しかも石油産業による汚染に歯止めがかかったとしても、地球温暖化による水面
低下によって、カスピ海は徐々に壊滅的状況に向かいかねない。

アゼルバイジャン国立科学アカデミーは最近の研究で、カスピ海の水面は毎年6セ
ンチ以上低下していると推定している。

海洋科学者のエルヌル・サファロフ(Elnur Safarov)氏は、「カスピ海沿岸5か
国とその経済、人々の生活は…漁業や石油産業、農業、通信産業などすべてをカ
スピ海に頼っている」「水面が変化すれば、沿岸部全体の社会的・経済的状況が
変わる」と話す。

沿岸諸国が懸念するのは、世界最大の環境災害によって大半が干上がってしまった
中央アジアのアラル海(Aral Sea)と同じ運命をカスピ海がたどることだ。

動物保護協会のガラエフ氏は「アラル海のように失ってしまうのはばかげている。
考えたくもないし、そんなことは犯罪だ」と述べた。

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考古学的遺跡への影響 グリーンランド [環境]


グリーンランドの考古学的遺跡に地球温暖化の悪影響が及び気温上昇と
降水量の変化が原因で、考古学的遺物の木材や骨、古代のDNAなど
有機物の重要要素が分解され、消失する可能性。

これらの遺跡はこれまで土壌の特性によって保護されていたが
平均気温が最大で2.6度上昇すると「土壌温度の上昇、凍土融解期の延長、
有機物層内の微生物活動の活発化」などの可能性

--
温暖化の代名詞にもなりつつあるグリーンランドの変容だが、トランプが
購入したいとか、中国の動きに一矢を投じた形。
それにしてもグリーンランドの変容には著しいものがある。

---
2019年7月12日
グリーンランドの遺跡、温暖化で遺物消失の恐れ 研究
AFP

デンマーク領グリーンランド(Greenland)では、気候変動が生態系だけでなく
歴史学にとっても脅威となっており、考古学的遺跡に地球温暖化の悪影響が及ん
でいるとの研究結果が11日、発表された。


北極圏全域には考古学的遺跡が18万か所以上存在し、数千年前にさかのぼる遺跡
もある。この中には紀元前2500年頃のグリーンランドの最初の定住者の生活を解
明する唯一の手掛かりを提供する遺物も含まれている。

これらの遺跡はこれまで土壌の特性によって保護されていた。


英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文は「分解率は土壌の温度と湿度
に直接左右されるため、霜が降りない期間の気温上昇と降水量の変化が原因で、
考古学的遺物の木材や骨、古代のDNAなど有機物の重要要素が分解され、消失する
可能性がある」と指摘している。

デンマーク国立博物館(National Museum of Denmark)のヨルゲン・ホレッセン
(Jorgen Hollesen)氏率いる研究チームは2016年から、北極圏に位置するグリー
ンランドの政庁所在地ヌーク(Nuuk)周辺7か所の遺跡を調査してきた。

一部の遺跡には、毛髪、羽毛、貝殻、肉の痕跡などの有機的要素に加え、バイキン
グの入植地の遺構もある。

研究で使用したさまざまな温暖化シナリオに基づく予測によると、平均気温が最
大で2.6度上昇すると「土壌温度の上昇、凍土融解期の延長、有機物層内の微生物
活動の活発化」などの可能性がある。

ホレッセン氏はAFPの取材に「今回の結果は、考古学的遺物に含有される有機炭素
(OC)の30~70%が、今後80年以内に消失する可能性があることを示している」と
語った。

これはグリーンランドの考古学的遺物が危機にさらされていることを意味する。

研究チームは遺跡の過去の調査結果と今回の結果を比較し、有機物の分解がすで
に進行している証拠を発見した。

「一部の遺跡では、原形を保っている骨や木片が一つも見つからなかった。
これは過去10年以内に分解が進んだことを示唆している」と、ホレッセン氏は指
摘した。

有機物質の遺物は微生物によって分解されているが、降水量が増加すると微生物
の活動が減速する可能性があるという。

ホレッセン氏は「雨量が増えるのは好都合で、雨量が減るのは良くないと考えられ
る」とし「有機物層が湿ったままの状態であれば、有機物質を分解する微生物が取
り込める酸素量が減少する」と説明した。

米アラスカ州など他の北極圏地域では最近、本来は一年中凍結した状態にある永久
凍土層が気温上昇によって融解し、何百もの古代の遺物が地表に現れている。

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日中友好を掲げた政治戦争 [国際]


沖縄における米国や日本の中央政府への敵意、地域の米軍基地に対する反対運動は
、中国共産党の沖縄における関心と同時に高まっている。対日浸透工作は
台湾に見るように「政治戦争」と表現する形で顕著であるという。

沖縄の米軍基地に対する反対運動は、中国にとって願ってもない土壌になっており
共産党に融和的で、脆弱な防衛体制を作ることを目的として、日本の中央政府への
敵意をうまく利用している。

--
日中友好協会、日本国際貿易促進協会、日中文化交流協会、日中経済協会、
日中友好議員連盟、日中協会、日中友好会館など、孔子学院も活動拠点として機能
している。

「友好」「文化交流」を名目に土台に深く入り込み、開けて見たら中味は中国共産
党だったということになりかねない。そんなことに言及している記事だ。

中国共産党による浸透工作は、日本では多く見られないとするも、
日本政府に影響を与える浸透工作は継続していると分析している。

---
2019年07月02日
米国防省報告、中国の対日浸透工作に言及 「日中友好を掲げた政治戦争」
大紀元

このほど発表された、国防総省情報局の報告によると、中国共産党は海外で浸透工
作を仕掛けており、米国、台湾、そして日本で顕著であるという


このほど発表された、米国防省情報局(DIA)の報告によると、中国共産党は海外
で浸透工作を仕掛けており、米国、台湾、そして日本で顕著であるという。
報告書はこれを「政治戦争」と表現している。

2019年1月の同報告によると「政治戦争」とは、中国共産党の勝利のために外国政
府の決定や社会の考え方、信念、行動に影響を与える機密の浸透工作。

たとえば政府、メディア報道、学術研究論文が対象となり、共産党に融和的で、
脆弱な防衛体制を作ることを目的とする。「統一戦線」はその部隊となる。


日本のエリートを対象にする

米シンクタンク・ジェームスタウン財団は、東京大学アジア先進研究所客員教授
のラッセル・ヒョウ氏の分析として、政治戦争の重要な要素は、社会の決定権を
握る政治エリートに対する浸透工作だと伝えている。

ヒョウ氏によると、日本の政治体制のなかで、もっとも強い親中派は自由民主党
の田中・竹下内閣だった。しかし、日本の政治は、彼らの影響力を抑止する対策
に長らく取り組んでいない。

この分析は、イデオロギー、経済的、政治的な都合のために中国共産党の影響を
受けやすい団体を具体的に挙げた。中国国内で平和活動家として認知度の高い、
池田大作氏率いる創価学会をベースとした公明党。
また、自民党内の融和派で平和主義派閥。小沢一郎氏が率いる野党連合。


沖縄における中国共産党の世論形成

沖縄県における東シナ海の南西諸島は、日米安全保障条約上、戦略的に重要なライ
ンだ。報告によると、沖縄における米国や日本の中央政府への敵意、地域の米軍基
地に対する反対運動は、中国共産党の沖縄における関心と同時に高まっている。

2013年、尖閣諸島をめぐる日中の緊張が高まった時期、中国共産党は、沖縄に対す
る日本の主権を否定したり疑問視したりするメディア宣伝を強調し始めた。

2015年、少なくとも一人の中国当局者が「琉球諸島は北京に属している」
と主張した。


中国と沖縄の間の経済関係が強くなっている。中国の投資家は、天然資源が豊富で
、米軍施設の多い沖縄北部に集中している。

さらに近年、沖縄には中国人観光客が大幅に増加し、中国の都市と沖縄との間の姉
妹都市の提携が増加している。

中国はまた、かつての琉球王国の親戚にも積極的にアプローチしている。2018年3
月16日から19日に、最後の琉球王・尚泰氏の曾孫、尚勇氏(72)が訪中した。

中国官製・中国新聞の報道によると、尚勇氏は福建省の福建省拓福文教基金会が主
催する4日間のツアーの代表として日本からの訪中団を率いた。訪日団を福建省政
府副省長も迎え、中国と琉球王国の朝貢ルートなど歴史の史跡をめぐった。

このほどのツアー開催を記念して、鳩山由紀夫氏が代表を務める東アジア共同体研
究所の琉球分会から、鳩山氏の書「琉球会館」の字が同基金に贈られた。

このツアー代表団と会談している。尚勇氏は、福建省福州に建てられた琉球会館で
「琉球と中国は600年の友好がある」と語った。尚氏らは、福州琉球墓地にある尚
泰氏の義兄・尚徳宏氏の墓前に手を合わせた。

同基金の報告によると、この旅行で、日本企業の琉球福建館会会社、福建拓福文化
発展有限会社、日中青年経済文化交流協会とともに、「沖縄と中国の歴史的な結び
つきを探った」という。


「友好」「文化交流」と銘打った日中交流

ヒョウ氏の分析は、日本では広範なネットワークを持つ組織として、中国和平統一
促進会(2000年結成)を挙げている。この組織は、中国共産党の中央統戦部(統一
戦線工作部)の直轄組織だ。

ここから、全日本華僑華人中国和平統一促進会(2005)、全日本華人促進中国平和
統一協議会(2018)が設立された。ほかにも、日本華僑華人連合会は、市民社会や
地域交流の場に影響を与える組織として機能している。

日本における影響工作では、中国人民対外友好協会(1953)がある。主席を務めた
李先念の娘および中国空軍准将が設立した。


中国人民対外友好協会は、公的な外交手法として、日本高官に対する人と人との対
話を促す仕組みを作っている。

ほかにも「国際親善」を名目にした組織がある。中国国際友好連絡会(1984)は、
中国軍の一組織、中央軍事委員会政治作業部として運営されている。報告によると
、この組織は諜報組織として機能している可能性がある。

外交、治安、統一戦線、プロパガンダ、軍事など幅広い分野で交流を指揮している
中国国際友好連絡会は、日本では阿含宗などの宗教組織、建築家、書道協会、退役
軍人、大手印刷会社に関わり、囲碁大会も主催してきた。

米国に「政治戦争」を目的とするとみなされている、統一戦線の組織は、しばしば
「友好」「文化交流」を名目に挙げる。日本に拠点を置く、少なくとも7つの組織
は以下の通り。日中友好協会、日本国際貿易促進協会、日中文化交流協会、日中経
済協会、日中友好議員連盟、日中協会、日中友好会館。

教育組織としては、統一戦線の部隊・孔子学院が知られている。日本では15カ所存
在している。西側諸国では、その運営の不透明さや政治偏向性に懸念の声が高まり
、いくつかの大学内の学院は閉鎖された。
日本でも一部報道はあるものの、閉鎖に至った例はない。

日本にいる中国人留学生は、多くが在日本中国留学生協会に所属しており、中国大
使館が連絡を取ることで、中国統一戦線の影響下に置かれている。

ヒョウ氏は、日本世論が2018年、中国に対する印象を「好ましくない」と答えた人
が86.3%に及んだとの報告を引用して、日本における中国共産党に対する浸透工作
の影響力は米国、台湾と比べると、深刻ではないとの見方を示している。

こうした世論から、最近のフーバー研究所とアジア・ソサエティの調査が指摘して
いる「米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、欧州の一部の国で明ら
かになった、中国共産党による浸透工作は、日本では多く見られない」との見方は
適切にみえる。

いっぽう、ヒョウ氏は、中国共産党は学術、社会、文化、地域、経済など多様なル
ートを通じた、日本国民と日本政府に影響を与える浸透工作は継続していると分析
している。

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アマゾン森林火災 1週間で9000件以上 [環境]


2019年、過去最高となる7万2843件の森林火災、
アマゾンで起きた森林火災では、間違いなくワースト2に入るという。

--
「森林の伐採が近年増加した結果だということに、疑問の余地はありません」
と言うのだが、ロシアのシベリアに於いても前代未聞の森林火災が起きた。

「木材用に加えて、大豆畑や牛の放牧地を作るために、大量の木が伐採されて
いる。手っ取り早く開拓するために、森を焼き払うことも少なくない」
という言い方からすると・・いやはや、人間が火をつけ、その後制御不能に陥
ったとも言っている。

--
確かに大豆畑や牛の放牧地を作るために人手をかける必要はない。
森を焼き払ってしまえばいいのだ。がこのような状態はサバンナと言うべき
状況になりかねないと懸念している。

このような火災が続く可能性があると、地球規模の気候に影響が出る恐れがある。
地球の悲劇であり「地球に対する犯罪であり、人類に対する犯罪なのです」と語る

---
2019.08.22
アマゾン森林火災原因は「過剰な伐採」と専門家
1週間で9000件以上の火災報告、大統領の開発政策が影響か
ナショジオ

南米アマゾンの熱帯雨林で起きている大規模な森林火災は、非常に激しく延焼中
で、近隣の都市は、厚い煙に覆われている。

ブラジル国立宇宙研究所(INPE)は2019年、過去最高となる7万2843件の火災を報
告した、と複数の報道機関が報じている。そのうちの9000件を超える火災が、この
1週間で発生した。

火災の正確な規模はまだわかっていないが、ブラジル北西部の数州にまたがり燃え
広がっている。8月11日にはNASA(米航空宇宙局)が、火災は宇宙から見えるほど
大規模だと述べた。

「アマゾンで起きた森林火災では、間違いなくワースト2に入ります」とアマゾン
で活動する生態学者でナショナル ジオグラフィックのエクスプローラーでもある
トマス・ラブジョイ氏は話す。

「森林の伐採が近年増加した結果だということに、疑問の余地はありません」


伐採が増えて、火災が増えた?

2018年にボルソナロ現ブラジル大統領が選出されて以降、過剰に続けられる森林
伐採に、環境保護の活動家たちはずっと警鐘を鳴らしてきた。そもそも選挙戦で
は最大の政策としてアマゾン開発を打ち出し、就任後それを実行してきた。

INPEが今月発表したデータによると、ブラジルで伐採された森林は、今夏だけで
も過去3年間の合計を超えるという。

「過去数年の森林火災は、主に雨不足によるものでしたが、今年は十分に雨が降
っています」と、生態学者アドリアーネ・ミュールバート氏は言う。氏はアマゾ
ンの森林破壊が気候変動に果たす役割を研究してきた。

「今回の火災は、森林伐採が原因と考えられます」

アマゾンでは、木材用に加えて、大豆畑や牛の放牧地を作るために、大量の木が
伐採されている。手っ取り早く開拓するために、森を焼き払うことも少なくない。

アマゾンの森林火災は、大半がこのように人間が火をつけ、その後制御不能に陥
ったものなのだ。

森林破壊により森が失われると、その地域全体が乾燥し、さらなる森林減少をもた
らす「負のスパイラル」に陥ると、ラブジョイ氏は説明する。

アマゾンに降る雨の多くは、熱帯雨林自体から生じているため、森が消えれば降
水量も減る。乾燥が進むと、やがて回復不能点に達し、熱帯雨林と言うよりはサ
バンナと言うべき状況になりかねないと、専門家は懸念している。

「アマゾンには、この限界点が存在します。降水量の半分を自己生産しているからです」とラブジョイ氏。「アマゾンは、1つのシステムとして管理しなければならないのです」(参考記事:「森林火災が地球におよぼすこれだけの影響」)


地球の気候にも影響

今後も森林の伐採や管理ミスが続けば、今回のような火災が続く可能性があると
ラブジョイ氏とミュールバート氏は警告する。これほど大規模に森林が失われれ
ば、地球規模の影響が出る恐れがある。

アマゾンの保護は、地球温暖化を緩和する重要な方法の一つによく数えられてい
る。毎年、膨大な量の炭素を吸収しているその森林を伐採したり焼いたりすれば、
蓄えていた炭素が放出されるだけでなく、炭素を吸収する1つの手段も失われる。


「あらゆる森林破壊は、生物多様性とその恩恵を受ける人類への脅威なのです」
とラブジョイ氏は話す。「圧倒的な脅威は、大量の炭素が大気中に解き放たれる
ことです」と同氏は付け加える。

8月の森林火災により放出された炭素量を計算するのは、時期尚早だとミュールバ
ート氏は言う。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は今月発表した報告
で、気候変動による最悪の影響を回避したいならば、世界には、余剰の森林など存
在しない、と述べた。

「悲劇です」と今回の森林火災とその背後にある森林伐採のことをミュールバート
氏は語る。「地球に対する犯罪であり、人類に対する犯罪なのです」

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バナナの病気、新パナマ病が南米へ [経済]


アジアやアフリカのバナナ農園で猛威を振るっている病気が、
とうとう南米に上陸した。「トロピカルレース4」(TR4)型パナマ病。

--
感染した土壌で育ったバナナを人間が食べても危険はないが、
感染した木はやがて実をつけなくなる。

中南米、カリブ海地域、アフリカ、アジアでは、バナナは多くの
人にとって欠かせない栄養源

--
TR4への耐性を兼ね備えているバナナは存在しなく
食料源および輸出品としてのバナナに壊滅的な被害が出て
経済危機を引き起こす可能性がでてきている。


---
2019.08.21
食卓からバナナが消える? 新パナマ病が南米へ

壊滅的被害の可能性、コロンビア政府は非常事態宣言
ナショジオ

アジアやアフリカのバナナ農園で猛威を振るっている病気が、予防措置がとられ
てきたにもかかわらず、とうとう南米に上陸した。

8月15日、コロンビアで農業を管轄する政府機関ICAは、検体検査の結果、
「トロピカルレース4」(TR4)型パナマ病が同国のバナナ農園で検出されたこと
を確認した。この発表とともに、国家非常事態宣言が出された。

この病気が確認されたということは、食料源および輸出品としてのバナナに壊滅的
な被害が出る可能性があるということだ。

TR4は、フザリウムという菌がバナナの木に感染して起きる病気。感染した土壌で
育ったバナナを人間が食べても危険はないが、感染した木はやがて実をつけなくな
る。


感染が急速に拡大

この菌が初めて見つかったのは、1990年代初頭、台湾の土壌サンプルからだった。
その後は長いこと東南アジアとオーストラリアにとどまっていたが、2013年には
中東とアフリカでも確認されるようになった。専門家は、やがて世界のバナナ輸
出産業の中心である中南米に広がることを危惧していた。

オランダ、ワーヘニンゲン大学の熱帯植物病理学教授であるヘルト・ケマ氏は、
「発見されてからでは、もう手遅れなのです。知らないうちに周囲に広がってい
る可能性が高いと考えられます」と話す。

ケマ氏は、今回TR4を確認したコロンビアの土壌サンプルの分析に加え、それ以前
に発生した菌の分析も行っている。

今のところ、TR4に有効な殺菌剤や生物的防除法は見つかっていない。コロンビア
の植物病理学者で、検査を統括したフェルナンド・ガルシア=バスティダス氏は、
「私が知るかぎり、ICAや農園による封じ込めはうまくいっています。
しかし、TR4を根絶するのはほぼ不可能です」と言う。

この菌が広まりやすいのは、バナナ農法自体の問題でもある。現在の商業プラン
テーションで生産されているバナナは、ほとんどがキャベンディッシュという
遺伝的に同じ品種だ。遺伝子が同じであれば、同じ病気にかかりやすい。

こうした単一品種の栽培は、商品作物を安く効率的に育てて販売するうえでは
便利だが、病害には極端に弱い。


米国をはじめとするバナナ輸入国では、価格高騰や品薄に直面することはあって
も、食べものに困るわけではない。しかし、中南米、カリブ海地域、アフリカ、
アジアでは、バナナは多くの人にとって欠かせない栄養源となっている。


現在、スーパーマーケットの棚に並んでいるバナナは、ほとんどがキャベンディ
ッシュ種だ。ほかにも、バナナ生産国の人々は、プランテーン(調理用バナナ)
などの多数の現地品種によって食料を確保している。

しかし、TR4はさまざまな種に感染することでも知られている。つまり、ほぼすべ
てのバナナが何らかの影響を受ける可能性がある。


経済危機を引き起こす

南米のバナナは、食料源であるだけでなく、重要な経済資源でもある。バナナ輸出
国上位5カ国のうち、4カ国が中南米だ。米国にバナナを輸出している国にいたって
は、上位10カ国すべてが中南米となっている。

世界最大のバナナ輸出国は、コロンビアと国境を接しているエクアドルだ。
中南米でTR4が広がれば、大規模な経済危機にもつながりかねない。

似たような事態はかつて起こっている。20世紀中ごろ、現在はレース1と呼ばれて
いる旧パナマ病の病原菌によって、グロスミシェルという種類のバナナがほぼ完全
に世界から消えた。当時、米国やヨーロッパに輸出されていたバナナは、このグロ
スミシェルだけだった。

その影響で、生産されるバナナは、少し淡泊な味ではあるもののパナマ病に耐性
を持つと言われる品種に切り替えられた。

それが、現在広く流通しているキャベンディッシュだ。
新パナマ病の病原菌であるTR4は、このキャベンディッシュにも感染する。

前回のパナマ病の流行とは違い、今回はすぐに切り替えられそうな品種はない。
世界的に見れば数千種類のバナナがあるが、大規模商用栽培、長距離輸送、国際
市場に対応できる特徴を備えたものは、ごくわずかだ。

世界的に好まれているキャベンディッシュに似た特徴や味、外見と、TR4への耐性
を兼ね備えているバナナは存在しない。


バナナは消えてしまうのか?

栽培バナナはクローン繁殖のため、新しい品種を作るのは非常に難しく、時間もか
かる。ホンジュラス農業研究財団(FHIA)の科学者グループは、TR4などの病気に
耐性を持つバナナを開発したが、なじみがない品種なので、消費者や栽培農家を獲
得するのは容易でない。

1990年代、ある開発プロジェクトがFHIAのゴールドフィンガーとモナリザという
品種をカナダで販売しようと少量を持ちこんだが、客は寄りつかなかった。

遺伝子組み換えによって病気に強いキャベンディッシュを作ろうとしている科学者
もいる。中でも有名なのは、オーストラリアのクイーンズランド工科大学のジェイ
ムズ・デール氏だ。しかし、消費者が遺伝子組み換え食品を敬遠していることが、
普及の大きな障害となるだろう。

アジアでは、ソマクローナル変異と呼ばれる手法によって品種改良が行われてい
るが、病気への耐性は完全ではなく、栽培上の性質も十分とは言いがたい。

どんな手法を使おうと、有効な品種が1つできたところで、それは長期的な解決策
にはならない。「1つではなく、複数の新品種のバナナを作って生物多様性を実現
しなければなりません」と前出のケマ氏は言う。

「そもそも、単一品種の栽培は持続可能ではないのです」

消費者や業界関係者はキャベンディッシュを好むかもしれないが、未来を考えれば
それに固執すべきでないだろう。

1500品種以上のバナナを集めた「国際ムサ生殖質コレクション」(「ムサ」はバナ
ナの学名に由来)を管理するベルギー、ルーヴェン大学のロニー・スウェンネン教
授は、「現在のキャベンディッシュに代わる別のキャベンディッシュがあるとは言
いませんが、違う色、違う形、違う収量の品種であれば、TR4への耐性を持つもの
が存在します」と言う。

「問題は、業界がそれを受け入れるか、消費者が味の変化に対応できるかどうか
です」

現在、TR4型パナマ病は南米に広まりつつある。そうなると、私たちに選択肢はな
くなるかもしれない。

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